未だ衰えをみせず絶大な感染力を持つ中国武漢市発症の新型コロナウイルスは現在死者数362人、感染者数は17459人。
参考:Dashboard Design Exploration
また中国湖南省邵陽市の養鶏場では「H5N1」型の鳥インフルエンザ感染が確認されています。
このH5N1型はヒトにも感染するインフルエンザ。
すでにニワトリ約1万8000羽が殺処分はされていると記事では掲載されています。
このH5N1は2003年以降全世界で455人が感染し死亡しています。
参考:中国湖南省で「H5N1」型の鳥インフルエンザ感染-ニワトリ殺処分
そしてアメリカではインフルエンザが流行。
感染力や死者数はコロナウイルス以上で現在死者数8,200人以上、入院患者数14万人、感染者数1,500万人。
参考:新型肺炎の陰で…アメリカではインフルエンザで8200人死亡
ウイルスによって全世界で死亡者数が増加しています。
こんなウイルスが多く蔓延し、我が国日本にもコロナウイルスに感染し、今も苦しんでいる方がいらっしゃいます。
国内にいるという点で私たちも他人事ではありません。
あなた自身の命、大切な人の命を守るためには一人ひとりの感染予防対策が非常に重要。
この記事では、
- ウイルスによる世界の状況
- 中国人入国禁止にしている国リスト
- 国内で感染が拡大する恐れが今後ある地域
- 予防対策
の順に説明していきます。
ウイルスによる世界の状況
中国の湖北省武漢市保健衛生委員会によると、2019年12月以降、原因不明の肺炎患者が発生して以来、爆発的な感染力で世界中がコロナウイルスの驚異が迫っています。
現にマスクはスーパーやネットショピング上では売り切れ状態。
中国ではマスクをしていないと、逮捕されるという記事もアップされています。
また、伊音楽院での東洋人へのレッスン中止というアジア人が差別を受けているようだ。
参考:欧米に広がるアジア人への偏見…伊音楽院「東洋人レッスン中止」
欧州では「アジア人お断り」の張り紙のところもあるそうです。
写真を印刷しにお店に入ったら、
「ウイルスのせいで最近差別にあってる?」と聞かれました。
特に困ってはないよ、と答えたのだけど、北イタリアではお店やカフェに、「アジア人お断り」の張り紙が貼られ始めてるのだとか。。
世の中おかしくない?ねぇ、それってただの人種差別だよ。
— 🇮🇹Yurie@食べることがやめられないオリーブ油農家 (@YurieAdachi) February 1, 2020
翻って我が国日本でも、中国人に対して「#中国人は日本に来るな」というハッシュタグがトレンドで上がっているようです。
#中国人は日本に来るな #中国人入国禁止 #中国人帰れ #中国人低級民族
・このくそかっこいいラーメン店の店主みんなで胴上げしようぜ。 pic.twitter.com/KT7iiozLW6
— るびぃ~ (@no_zanbaramundy) January 31, 2020
中国人を差別したく無いけど、区別は必要な事態なう。中国人は、コウモリの刺身や活き造りが大好物だし、コブラも生血を加熱しないで飲み干す。未知のウイルスの媒介をしてる事態。食は中国にありというが、いまやウイルスは中国にありだ。ヤバイ民族である#新型肺炎#コロナ#中国人は日本に来るな
— 懸垂10回 (@gasnochikara50) January 30, 2020
この発言の気持ちはわからなくもないですが、海外にいる日本人は東洋人として一括にされており差別のようなものを受けています。
コロナウイルスという驚異があるために人は混乱しているというのも非常にわかります。
政府も政府でオリンピックを開催するという目的があるためになかなか踏み切れないこと、そして中国(だけではないけれど)のおかげで今の生活があるということに対して忘れてはならないとも個人的に思います。
誰もがコロナウイルスに対して恐怖があるのは分かるものの、このようにしてSNS間で差別しあうという悲しい出来事…。
筆者は海外にも行くので、いろんな国の方と話したことがあるが皆親切で気のいい人達でした。
そのため現在このような状況になっているのは胸が苦しい。
世界中で日本人の評価も下がっているという点もありながら、もちろん反面では違う点もあるかと思いますが、国民一人ひとりの言動が国家間の影響にもつながることはこれまでの歴史上でもあったので、注意していきたいものですね。
約1ヶ月たったコロナウイルスの状況

https://systems.jhu.edu/の画像をお借りしています。2020.3.11現在
前回の感染者数のおよそ10倍にまで膨れ上がっている状況ですね。
1ヶ月のうちに10倍まで膨れ上がるペースがずっと続くと2ヶ月目なんて恐ろしくて考えたくはありません。
中国人入国禁止をにしている国リスト
中国武漢でコロナウイルスが発生しているため、各国は国民を守るべく、中国人の入国を禁止している国が1月末までに62カ国が何らかの入国制限措置を導入しています。
中国人の滞在を拒否するところや湖北省滞在者や住居者の入国拒否など国によってさまざまです。
【国内】コロナウイルスで危ないと言われている地域は100万人都市以外にもある
現在、国内でコロナウイルスが拡散し危険区域になると予想される場所がいくつか候補として上がっています。
- 北海道
- 東京
- 愛知
- 京都
- 大阪
- 福岡
- 沖縄
- 宮古島
だと一部の間では騒がれています。
個人的には広島も外国人観光客には人気で上位にも上がっているので、広島も候補地に上がるのでは?と思っています。
また、ホテルやテーマパーク、温泉施設、ドン・キホーテ、家電量販店、空港、バス、新幹線、電車、ショッピングモール、観光地など人が多く集まる場所にも注意をしたいものです。
予防対策にマスクや手洗い、アルコール消毒以外に何があるのか
予防対策として首相官邸のHPで掲載されているのは以下のとおりです。
2.一人ひとりができる新型コロナウイルス感染症対策は?
■新型コロナウイルスに感染しないようにするために
過剰に心配することなく、「手洗い」や「マスクの着用」を含む「咳エチケット」などの通常の感染症対策が重要です。(1)手洗い
ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗います。
(イラスト:政府広報オンライン)
(2)普段の健康管理
普段から、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきます。
(3)適度な湿度を保つ
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、適切な湿度(50~60%)を保ちます。
※マスクの効果は?
マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされています。咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクをつけましょう。
一方で、予防⽤にマスクを着⽤することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着⽤することによる効果はあまり認められていません。
咳や発熱などの症状のある人に近づかない、人混みの多い場所に行かない、手指を清潔に保つといった感染予防策を優先して行いましょう。■ほかの人にうつさないために
<咳エチケット>
くしゃみや咳が出るときは、飛沫にウイルスを含んでいるかもしれませんので、次のような咳エチケットを心がけましょう。
(イラスト:厚生労働省)
・マスクを着用します。
・ティッシュなどで鼻と口を覆います。
・とっさの時は袖や上着の内側でおおいます。
・周囲の人からなるべく離れます。<正しいマスクの着用>
(イラスト:政府広報オンライン)
引用:首相官邸HP
上記をまとめると、
- 手洗い
- 普段からの健康管理
- 適度な湿度を保つ
- マスク
です。
マスクをすることについて賛否両論がありますが、心配ならしたにこしたことがないと個人的には思います。
マスクが売り切れだけど、対処方法は?
どこに言ってもマスクが消えているために購入までに至らない…そんなことありませんか?
簡易マスクや出作りマスクであれば誰でも作ることができます。
youtubeで人気の動画をこちらでお借りしています。
普段からの健康管理について管理栄養士の筆者からひとこと
普段からの健康管理について、と言うと多種多様な意見が出てくるかと思います。
人それぞれライフスタイルや身体の状況、栄養バランスは異なりますが個人的にいつも注意していることについてご紹介していきます。
日光に8分〜76分程度あたるようにする
独立行政法人国立環境研究所では場所や天気、季節によって最適日照時間が異なると発表しています。
紫外線の弱い冬の12月の正午に那覇、つくば、札幌で何分間日光を浴びるとビタミンDが生成されるかという実験です。
- 札幌のような緯度が高い場所は76分
- つくばは22分
- 那覇は8分
上記のような結果が発表されています。
参考:独立行政法人国立環境研究所 地球環境研究センター 地球環境データベース推進室長 中島英彰
日光にあたることで体内のビタミンDが活性型ビタミンDに変換し、ビタミンDが欠乏する恐れがあるので健康上、外にはなるべく出て日光浴をするようにしています。
上記は栄養学で学ぶことですが、それ以外で言うのであればヒトという生物は太陽と月と300~50万年もの長期間にわたり共存していたため、日光に当たることは自然の現象だからだと思うからです。
朝、塩入りの白湯を飲む
発酵食品を摂る
栄養価が高い食品を少量、よく噛んで食べる
水と塩、調味料は最上のものを選ぶ
運動する、散歩する