【危険】水道水に含まれている有害物質、13項目除去対象物質とは?

「水道水に含まれている有害な物質について耳にしたんだけど、体にどんな影響を及ぼすの?」

「体に害は無いの?大丈夫?」

あなたはこのような疑問を感じていませんか?実際に水道水中には13項目除去対象物質が含まれています。

しかし、水道法によって定められているため完全なる除去ができていない状態のまま水道水となっていることが現状です。

この記事では、水道水に含まれている有害な物質、13項目除去対象物質について解説。まだ水道水に含まれている有害な物質を知らない方にとって、「水道水は危険である」ことが理解できます。

感染症リスクを低減し活躍した塩素、しかしその反面は新たな病気の入口を作っていた

「水道水に含まれている有害物質はどうして除去項目にあるにも関わらず、放置されている状態なの?」という意見がありますが、感染症リスクの低減に必要といったさまざまな理由が背景にあるからです。

はじめて水道水の有害物質を知る方にとって、驚愕な事実ばかりかもしれませんが知っておくことで対処方法がみえてきます。

塩素は水道水を殺菌するために使用されている

水道水には残留塩素が含まれています。この塩素は殺菌力が非常に優れているため、感染症リスクを低減するために用いられています。

水道水を殺菌するので、当然水道水中に塩素が残ってしまします。これが残留塩素と呼ばれるものの正体。

しかし必要以上に人間の体内に塩素が入っていくことで喘息やアレルギー、動脈硬化に繋がる可能性があると指摘されています。

また、水道水中には有機物が含まれており、塩素と反応することで発生するトリハロメタンによる健康被害も問題だと言われています。

感染を抑えるために必要なものだとしても、健康被害に関わる塩素が体内に入り続けることはなるべく避けたいがために浄水器の必要性が高まっているのが現状です。

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水道水の残留塩素基準は水道法によって0.1ppm以上を維持することになっている

水道水にはどれだけの塩素が含まれているかを、まず知っていきましょう。上水道から提供される水の残留塩素の最低基準値は0.1ppm。感染症予防の観点から0.1ppmは維持する必要があります。

しかし残留塩素は時間が経過するとともに減少していくことから、実際には家庭の残留塩素は平均して0.4~0.8ppmあると言われています。浄水場の近くに住んでいる方はこれよりも高いでしょう。

もしも、残留塩素によって体調が変化し浄水器を購入することが難しい場合は無農薬の葉みかんやゆず、びわの葉、そして備長炭などを用いることをおすすめします。

水道水に含まれている有害な物質、13項目除去対象物質

水道水中に含まれている有害物質は塩素が必要であるけれど、健康被害のリスクがあるということはおわかりいただけたでしょう。以下で、水道水には塩素だけではなく他12項目除去対象物質があることについて解説します。

13項目除去対象物質について記載していきます。

①残留塩素

水道水特有のカルキ臭の元である残留塩素は第一次世界大戦時に、毒ガスとして使用された過去があります。

この塩素ガスは失明などの後遺症があったと言われています。塩素ガスは温度が上昇することで発生すると言われており、現代でいうとお風呂がそれにあたります。

口に直接入るキッチンに取り付けることに意識が向かいがちですが、お風呂は肛門などデリケートゾーンがダイレクトに関わってくるところであり、そして吸収力は他の皮膚以上です。

もちろん、トイレで温水を肛門に当てることも同様です。

※水道水の中で除去すべき最低限の物質

②濁り

水道管に含まれているサビや有機物、微生物などが水に溶けて、不透明な水がでてくることがあるでしょう。

③鉛

鉛は神経や腎臓などに毒性があります。またタンパク質との親和性が高いので、体内に吸収された場合のほとんどが血液に沈着していきます。

子どもの場合、神経が未発達の状態なので脳の成長を阻害する可能性があると言われています。

※水道水の中で除去すべき最低限の物質

④カビ臭(2-MIB)

カビ臭である2-メチルイソボルネオール。

カビが体内に入るとぜんそくや鼻炎などのようなアレルギー症状が現れる可能性があると言われています。

⑤農薬(CAT)

CAT(シマジン)は毒性が低い除草剤だと言われていますが、変異原性や発ガン性の疑いを指摘する意見があります。

また農薬関連では2020年4月1日に規制が緩和されたものが3つあります。それらは咳、咽頭痛、鼻出血、発赤、痛み、吐き気、口腔内潰瘍形成、腹痛、下痢、肺水腫の症状そして、神経系、皮膚などにも危険性があると謳われています。

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⑥テトラクロロエチレン

揮発性有機塩素系化合物で、無色透明の液体であるため目には見えません。

肝障害や腎障害、中枢神経障害などに影響すると言われています。

⑦トリクロロエチレン

腫瘍の発生を促すと言われています。

⑧1,1,1-トリクロロエタン

人体の肝臓、腎臓、心臓に影響を及ぼすと言われている物質で、長期的に摂取することを避けたいものです。

特に妊婦の方に避けて欲しい理由は先天性障害の一因になる可能性があるからです。

⑨〜⑬総トリハロメタン(クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルム)

水道水中に含まれている塩素によって生み出されます。

アトピーや喘息、中枢神経系への悪影響、流産、肝障害、腎障害などの影響があると言われている物質です。

13項目除去対象物質を恐れることなく、安全な水を飲むためには…?

残留塩素によって副産物が多く生み出されるため、最低限塩素を除去するための浄水器や整水器、そしてウォーターサーバーを用いることで安全な水を飲むことができます。

最低限除去したい項目は塩素だけでなく、鉛、アルミニウム。今回アルミニウムはご紹介できませんでしたが、毒性があるため浄水器などによって除外したいものです。

飲むだけでしたらウォーターサーバーでも構いませんが、ウォーターサーバーではまた別の問題もありますので、可能であれば浄水器や整水器を購入することがおすすめです。

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